カクテル×落書き(Graffiti.)
「Gold Bar at EDITION」の新メニュー!

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カクテル×落書き(Graffiti.)
「Gold Bar at EDITION」の新メニュー!

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提供:東京エディション虎ノ門「Gold Bar at EDITION」

左/「東京エディション虎ノ門」と「東京エディション銀座」で、シニアバーディレクターとしてバー全体を統括している齋藤秀幸さん。右/新メニューブックの表紙に記されたコンセプト「Graffiti.」。

左/「東京エディション虎ノ門」と「東京エディション銀座」で、シニアバーディレクターとしてバー全体を統括している齋藤秀幸さん。右/新メニューブックの表紙に記されたコンセプト「Graffiti.」。

左から、ナチュラルワインの店が多い奥渋をイメージした「奥渋75」、スペインのサングリアにインスパイアされた「ビノ イ フローレス」、ピカソがバルセロナで描いた「ラス・メニーナス」シリーズの絵から着想した「アドニナス サワー」。

左から、ナチュラルワインの店が多い奥渋をイメージした「奥渋75」、スペインのサングリアにインスパイアされた「ビノ イ フローレス」、ピカソがバルセロナで描いた「ラス・メニーナス」シリーズの絵から着想した「アドニナス サワー」。

6都市の写真とアートから生まれた12種類のカクテル。

禁酒法時代以前のアメリカのクラシックカクテル黄金期にインスパイアされた東京エディション虎ノ門「Gold Bar at EDITION」で、1月24日から新たなカクテルメニューがスタートした。

World’s 50 Best Bars 2023のベストカクテルメニューアワードでトップ3に選ばれた『Two Faces』、過去と未来の対比を表現した『Once Upon a Future』に続く第3弾のコンセプトは『Graffiti.』だ。

発想の源は、シニアバーディレクターの齋藤秀幸さんの「街全体に落書き(Graffiti)したらどんなに楽しいだろう?」という思い。

ヨーロッパ、アメリカ、東南アジア、中東でキャリアを積んできた齋藤さん自身が撮影した世界各地の6つの都市の写真に、新宿をベースに活躍しているタトゥーアーティストの佐々木晴香さんがアクリル絵の具を使って仕上げたアート。

その写真とアートそれぞれに着想を得た全12種類のカクテルだ。

初回から続いているブラックライトで照らすメニューブックの仕掛けは今回も継続。

モノクロのストリートフォトのメニューにライトを当てた途端、遊び心に溢れた色鮮やかな絵とカクテル名が浮き上がってくるという楽しい仕掛けだ。

左は齋藤さんが撮影した浅草の風景。右はその写真から考案された「新しいバイスサワー」。

左は齋藤さんが撮影した浅草の風景。右はその写真から考案された「新しいバイスサワー」。

バナナを使っていないバナナワインって?

取り上げられているのは、渋谷、浅草、ニューヨーク、バルセロナ、ハバナ(キューバ)、リビエラ マヤ(メキシコ)の6都市。

そこから考案されたカクテルがどれもおもしろいコンセプトなのだが、ここでは「浅草」を例にご紹介しよう。

メニューブックに掲載されているのは、浅草の隅田川の対岸からスカイツリー、アサヒビール本社を入れて撮影した写真。

この写真から生まれたカクテルが「新しいバイスサワー(Neo Vice Sawa)」だ。

「下町で昔から飲まれていた『バイスサワー』というコダマ飲料が出しているドリンクがあるのですが、それにヒントを得て、赤紫蘇や山椒などを加えてモダンに再構築したものです」と齋藤さん。

左は上の齋藤さんの写真にブラックライトを当てると浮かび上がる佐々木晴香さんのグラフィックアート。右はその作品から生まれた「バナナを使っていないバナナワイン」。

左は上の齋藤さんの写真にブラックライトを当てると浮かび上がる佐々木晴香さんのグラフィックアート。右はその作品から生まれた「バナナを使っていないバナナワイン」。

そして、このモノクロのページにブラックライトを当てた途端浮かび上がったのは、色鮮やかなゴリラの親子とバナナ。

子ゴリラはなんとスカイツリーによじ登っている。

モノクロの静かな佇まいから一転するグラフィックに、思わず「おーっ!」と声があがる。

このグラフィックから生まれたカクテル名は「バナナを使っていないバナナワイン(Aromatic Banana Wine)」。

バナナを使わないバナナワインって……?

「バナナのフレーバーを使ってワイン仕立てにしたものです。バロサントという香木や、トンカビーンズというバニラの香りのするスパイスなど、いろいろなものが入っているのですが、ベースは『ほろる』という麦焼酎です。去年宮崎に行った時に出会った焼酎で、これがすごくバナナの香りがするんですよ」

カクテルの仕上げに齋藤さんが器具を使ってワイングラスの中に漂わせたのが、バニラとオレンジの香りをつけた霧のような気体。

「煙のような霧を起こす自作の器具です。液体をこれに通すと気体になり、ちゃんとグラスの中に滞留します」

幻想的な霧が消えないうちに一口飲んでみると、確かにバナナの香り。

とても軽やかでおいしいカクテルだ。

12種類の新メニューと共に展開される、オリーブの実と葉を使ったGold Bar at EDITIONのオリジナルクラフトジン。

12種類の新メニューと共に展開される、オリーブの実と葉を使ったGold Bar at EDITIONのオリジナルクラフトジン。

オリジナルクラフトジンを使ったカクテルも!

この12種類のカクテルと共に展開されているのが、アメリカのカクテル黄金時代に生み出された、マティーニ、マンハッタン、フィズを再構築した8種類のオリジナルクラシックシリーズだ。

メニューブックの最後に番外編のように記されていて、こちらにもブラックライトの仕掛けが施されている。

この8種類のうち2種類のカクテルで使われているのが、Gold Bar at EDITIONのオリジナルクラフトジン。

「小豆島の『八木オリーブファーム』という農園のオリーブの実と葉を使ったオリーブジンです。日本では山椒を使ったジンが多いけれど、国産のオリーブを使ってみたらとひらめいて、『東京八王子蒸留所』で蒸留してもらいました。自分でいうのもなんですが、めちゃくちゃいい出来のジンですよ」

カクテルを考案する時は「ワクワクするかどうかといった高揚感を大事にしている」と言う齋藤さん。

カクテルを選ぶ楽しみに加え、写真やアート、そこから生まれたカクテルの謎解きも楽しめる、まさに二重にも三重にもワクワク感を味わえる新メニューだ。

★Gold Bar at EDITION
https://www.goldbaratedition.com/

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