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今月のカクテル
目薬だった?「バジル」
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提供:Drink Planet 編集部
「ガパオ」は「バジル」!
暑くなると食べたくなるのが「ガパオライス」。
タイの屋台料理の代表格だけど、日本でもすっかりお馴染みに!
「ガパオ」って単に料理名だと思っていませんか?
実は「バジル」のこと!
バジルと言っても「ホーリーバジル」という品種。これを使うのが本場。
日本ではあまり身近にないので、スイートバジルが代わりに使われることが多いようです。
ちなみに、タイでは「ガパオライス」では通じないんですって!
だって、「バジルとご飯」だけになってしまうから(笑)
ここは“パット ガパオ”と言うべし。
“パット(=炒める)ガパオ(=バジル)“ だから。
メ(目)+ホウキ(箒)
「バジル」はカクテルにも頻繁に登場しますが、どの品種かまでは、だれも気にしてないですよね。
でも、「バジル」はハーブの一種で、その種類なんと約150種類も。
その中でもっとも広く使われているのがスイートバジル。
他には、シナモンバジル、レタスリーフバジル、レモンバジルなどたくさん!
ところで「バジル」の語源は?
古代ギシリャ語の「王様」を意味する“バシレウス”という言葉に由来するという説が有力らしい。
原産地はインドや熱帯アジアで、分類はシソ科メボウキ属。(シソなんだ!)
英名がバジル、イタリア語ではバジリコ。
和名は「メボウキ」。
なぜ「メボウキ」かって?
江戸時代に、バジルを水でふやかせて(方法は諸説あり)目薬として使っていたことから、目+箒(ほうき)!(なるほど~)
インドでも、「ホーリーバジル」種は古くから聖なる植物、万能薬として儀式やアーユルヴェーダ(伝統医学)に使われてきたそうで、「バジル」の優れた殺菌・抗菌効果の一面を物語っています。
「バジル」でファイト?!
栄養面でいうと「バジル」の特徴は、β-カロテンが多く含まれていること。
β−カロテンはビタミンAに変換されて、免疫力を高めてくれる作用があるといわれている”ファイトケミカル”。
ファイトケミカルの「ファイト」は、”頑張って”のファイトじゃなくて、「ファイト (phyto)」=「植物」(ギリシャ語)。
つまり、ファイトケミカル (phytochemical)は植物由来の化学物質ってこと。
植物が紫外線や害虫などから自身を守るためにつくりだす物質で、植物に含まれる化学物質の総称のことなんです。
独特の色や香り、辛味、ネバネバがあるのは、植物が身を守るためのもの。
この猛暑、「バジル」の香りと抗菌力ありとういことで、ゲストにお勧めしてみては?
今月のトップ画像
左:キウイ・バジル・モヒート /マシュー・ビアンカニーロ さん(Library Bar / カリフォルニア)
プレミアムフルーツとバジルで、ワンランク上のモヒートを
中左:バジル・コリンズ /マノス・マリアノスさん(Bonhomie /パリ)
マスティハ入りのソーダで軽やかに!
中右: ジンバジルスマッシュ /ヨルグ・マイヤーさん(Le Lion Bar de Paris/ ハンブルク)
ドイツ中のバーで愛されるカクテル。
右:ジン&バジル /Simon Zhao(趙偉)さん(薬剤師 APOTHECARY /杭州市)
身体の内側からクールダウン!夏らしい爽やかな風味を
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