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日本酒「久保田」の名を冠した
「KUBOTA GIN」って、どんなジン！？

new 20.03.2025 #News!News!News!

提供：朝日酒造株式会社

創業1830年（天保元年）、地元新潟のみならず全国的に知られる清酒「久保田」を醸造する朝日酒造が、2024年から蒸留酒事業に参入しているのをご存じの方も多いはず。

水田と里山が広がる新潟・長岡の同社敷地内に誕生したのが「越路蒸留所」です。

で、その「越路蒸留所」が初めて手がけたのが、今回紹介する「KUBOTA GIN」！

先日、東京・池袋の「Craft Gin Bar Copain」において、メディア向けのお披露目イベントが開催されました。

ジェーニャさん（左）と加曽利さん（右）

登壇したのは、「Craft Gin Bar Copain」のオーナーバーテンダー、ジェーニャ・マラホワさんと、「KUBOTA GIN」ブランドアンバサダーの加曽利信吾さん。

ジェーニャさんは、過去にDrink Planetにも登場済（その時の記事はこちら）。

加曽利さんは、Mixology Groupや外資系ホテルなどで活躍してきたトップバーテンダー（って、皆さん、ご存じですよね？）。

そんなお二人が「KUBOTA GIN」がどんなジンなのかを語ってくれました。

まず「KUBOTA GIN」は朝日酒造の次の100年を見据えた新たな挑戦であり、そのイメージは「日本の原風景（里山）」とのことでした。

ジェーニャさんはこんな風に表現しました。

「ジンにはさまざまな方向性やスタイルがありますが、『KUBOTA GIN』はウマミ系のジン。フルボディで、味わいが深くて、ちょっとセクシー！」

「KUBOTA GIN」は日本の四季や里山をイメージして、16種類のボタニカルを使用。

それぞれハイブリッド式蒸留器で個別に蒸留した後に、最適な配合でブレンドして、里山のなかに佇んでいるような複雑な香りや変化を表現しています。

16種類のボタニカルはこちら。

ジュニパーベリー→ジンとしての香りの主体で爽やかな香り
コリアンダーシード→シトラスや枯草のようなジンらしい香り
杉の葉→里山の木々で感じるグリーンな香り
クロモジ→里山の木々で感じるグリーンな香り
笹の葉→里山の下草を思わせるグリーンな香り
ヨモギ→里山の下草を思わせるグリーンな香り
カモミール→里山の花々を思わせるフローラルな香り
アンジェリカルート→里山の土っぽさ
リコリスルート：里山の土っぽさ
甘酒→ほのかな甘み
四川青山椒→シトラスのような香りと辛みによるキレ
シナモン→甘くスパイシーな香り
柚子→シトラスの風味
雪つばきの種→オイリーな香美
藪つばきの種→オイリーな香味
舞茸→大地の生命感

「ウマミに大きな影響を与えているのは地元新潟県産の舞茸です。それから当社が醸造している甘酒。さらに新潟県産藪つばきの種から出る油分がオイルコーティングすることで、ふくよかなウマミを実現しました。最後に四川青山椒の辛味によるキレが来ることで、ウマミがたっぷりながら2杯目も飲みたくなるようなバランスに仕上げています」と加曽利さん。

「KUBOTA GIN」のテイスティングノート。

おすすめの飲み方を伺うと、お二人とも「お湯割り！」との答え。

「熱湯ではなく、人肌くらいの温度のお湯で割ると、『KUBOTA GIN』のいろんな表情が浮かび上がってきます」とジェーニャさん。

「『KUBOTA GIN』自体にしっかりとした味わいがあるので、水割りもいいですね」と加曽利さん。

ウマミ塩でスノースタイルにしたソニック割りも、抜群においしかったです！！

もちろん抹茶や柚子などと合わせてカクテルに仕上げてもいいのですが、「KUBOTA GIN」自体の完成度が高いので、シンプルな組み合わせがいいのではないでしょうか。

あの日本酒「久保田」のジン、というだけで引きが強いのは間違いなし！

現在は、朝日酒造オンラインショップや関連会社のみの取り扱いですが、今後は海外展開も視野に入れ幅広く展開していくそうです。

水面のような、木立のような、森の中にいるような、あるいは一面の田んぼのような、見る人の心象風景に訴えかけるボトルもGOOD！

当日披露された3種類の「KUBOTA GIN」カクテル。左から抹茶を使った「MORI」、マティーニの水割り「MIZU」、飲みやすいサワー系の「SATO」。