【特別連載】
投資家・共同経営者×バーテンダーの視点

[vol.02] - Jigger & Pony Group　インドラ・カントノさん×江口明弘さん

バー業界、お酒業界もこの10年で著しい変化を遂げました。そこで、バーテンダーとしての視点のみならず、オーナー経営者としての視点で、バーシーンの今後やマネジメントについて語っていただく「特別連載」をお送りします。連載第2回はシンガポールを拠点に展開するホスピタリティ企業Jigger & Pony Groupのインドラ・カントノ（Indra Kantono）さんと江口明弘（Aki Eguchi）さんに登場してもらいました！

Jigger & Pony Group共同設立者のインドラ・カントノさん。

アジアを牽引するホスピタリティ企業！

※人名敬称略

Q　まずDrink Planet読者に向けて、簡単に自己紹介をしていただけますでしょうか？

【インドラ】
Jigger & Pony Group共同設立者兼マネージング・ディレクターのインドラ・カントノ（Indra Kantono）です。インドネシア出身ですが、10代をシンガポールで過ごし、その後アメリカへ留学し、ニューヨーク大学スターン・スクールを卒業しました。Jigger & Pony Group設立以前は戦略コンサルタントをしていました。

2012年にJigger & Pony Groupを起業し、2020年からは「Bar World's 100 Most Influential Figures」の一人に選出されています。またTales of the Cocktail財団ビジネス諮問委員会の共同委員長も務めています。

【江口】
Jigger & Pony Groupバープログラムダイレクターの江口（明弘／Aki Eguchi）です。2013年に「Jigger & Pony」のバーマネージャーとして参画し、現職を務めています。


Q　 Jigger & Pony Groupについても簡単にご紹介いただけますか？

【インドラ】
Jigger & Pony Groupはシンガポールを拠点とするホスピタリティ企業です。2012年にAmoy Streetにカクテルバー「Jigger & Pony」を開業し（※現在の場所とは別）、現在はシンガポールで7つのレストランとバーを運営しています。The World’s 50 Best Bars and Asia’s 50 Best Barsの常連である「Jigger & Pony」「Gibson」の他、「Live Twice」「Humpback」「Rosemead」「Sugarhall」「Caffe Fernet」です。