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今月のカクテル
8月30日はマイ・タイ記念日!
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提供:Drink Planet 編集部
真夏と言えばティキ!
先月発表されたばかりのAsia’s 50 Best Bars 2023 で6位にランクインしたのが、タイ・バンコクの「Tropic City」。
2017年にふたりのスウェーデン人バーテンダーがオープンさせた、タイ初のティキバーです。
2019年のAsia’s 50 に初ランクインしてインパクトを与えてから、毎年のように受賞。
高度な技術を駆使した斬新なカクテルや素晴らしいホスピタリティーを提供しつつ、常に限界に挑戦し続けているバーとして評価されてきています。
そんなことで、ちょっと気になるのがティキ。
バンコクのTropic City (出展:https://www.instagram.com/tropiccitybkk/)
ティキの代表マイタイ
ティキは、木彫りや石で作られた神の像のこと。
古代ポリネシア時代にTIKIを偶像として祀って崇められていました。
ティキバーは、ハワイ、タヒチ、マオリ、イースター島などに憧れを持ったアメリカ人がイメージして作ったカリフォルニア発祥のバースタイル。
米国での禁酒法時代(1920-33)以降、カリフォルニアではティキスタイルのバーが大人気。 1つのムーブメントとなりました
そんなティキの代表的存在がマイ・タイ。
ポリネシアン語で「最高!」という意味!
何故、最高かって?
それは、1944年のこと。
サンフランシスコ近郊、オークランドのレストランオーナー、ヴィクター・バージェロン氏が考案したカクテルを、タヒチ出身の友人夫婦に飲んでもらったところ、“Mai Tai – Roa Ae(この世のものとは思えない、最高!)と叫んだとか。
その言葉がそのままカクテルの名前になったという訳です。
ちなみに、オリジナルレシピは以下の通り。
The Original Mai Tai Recipe (Trader Vic’s HPより)
2 ounces of 17-year-old J. Wray Nephew Jamaican Rum
½ ounce Holland De Kuyper Orange Curaçao
½ ounce French Garnier Orgeat
¼ ounce Rock Candy Syrup
Juice from one whole lime
*Hand shake and garnish with ½ of lime shell, sprig of fresh mint
オリジナルレシピは、現在広く親しまれているレシピに比べてかなりドライなようです。
そして、このマイ・タイ誕生を記念して、8月30日が「マイ・タイ記念日」に!
2009年、マイタイ発祥の地であるカリフォルニア州オークランドでは、8月30日を「マイタイの日」と公布したのです。
『ハワイでもなく、タヒチでもなく、マンハッタンてもない!マイ・タイは、オークランドで誕生したのです。』 と。
来年、2024年はマイ・タイ誕生80周年!
カクテル誕生ストーリーを改めて想い、新たなティキレシピを考えてみるのはどうだろう。
カクテルを個性的に、かつ特別なものにしているのは、作り手の創作力なのですから!
今月のトップ画像
現代ならではの工夫が施された一杯を!
カクテル名 / バーテンダー名:Mai Tai by Garret Richard/ギャレット・リチャードさん/a>
バー名 : Sunken Harbour Club/ Brooklyn, NY
基本的な材料はオリジナルのままに、甘酸のバランスを微調整し再構築したマイ・タイ。
時間経過の変化を楽しみながらも、最後まで味のバランスを保つよう考え抜かれた作品。
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