
SPECIAL FEATURE特別取材
「ディサローノ」×「Asia’s 50 Best Bars」香港レポート!
[vol.02] -
ブランドアンバサダーが続々登場!
ディサローノAll Star Guest Shift & Closing Party
#Special Feature
文:Drink Planet編集部
Vol.2では「Asia’s 50 Best Bars 2024」期間中に行われた「ディサローノ」によるゲストシフトの様子をお届け。アジアパシフィックを中心に活動するディサローノブランドアンバサダーの3人にもお話を伺いました。それから50 Best BarsオフィシャルのClosing Partyについてもちょっとだけレポートします!
いつもハイテンションのJackie Hoさん。
アジアパシフィックでの「ディサローノ」の現状。
「Asia’s 50 Best Bars 2024」授賞式前後の4日間の期間中、香港の至るところでゲストシフトや関連パーティーが催されていました。
その数、150以上だったとか(独自イベントを含めるとその数は把握不可能!)
もちろん、スポンサーブランドのひとつである「ディサローノ」主催のゲストシフトも開催されていました!
授賞式前夜の7月15日、香港・旺角にあるコーディスホテル内のカクテルラウンジ「Alibi」で行われたのが、アジアパシフィックで活動するディサローノブランドアンバサダー3名が登場した「Disaronno All Star Guest Shift」。
ブランドアンバサダーのひとり、香港出身のJackie Hoさんは中国メインランドを中心に、中華圏全体で活躍しています(バー業界歴25年以上!)
同イベントでは、4つのディサローノカクテルを披露してくれました。
Jackieさんはこんな風に話してくれました。
「中国メインランドのバーカルチャーは未成熟ですが、そのぶん伸びしろと大きな可能性を秘めています。地方都市のバーではクラシックカクテルとモダンカクテルをそれぞれメニューに記載して、ゲストにカクテルというもの自体を知ってもらう段階です。香港やマカオ、上海、広州といった大都市のバーカルチャーを吸収して、凄まじいスピードでバーシーンが発展しているところです」
「ディサローノに関しては、やはり『ゴッドファーザー』を推しています。とりあえず、コレを飲んでもらわないと始まらないからね(笑)。個人的には劇中の時代背景からインスピレーションを得て、1930年代に飲まれていたであろうスモーキー&オールドスタイルの『ゴッドファーザー』を再現しています。ディサローノはそのまま。合わせるウイスキーをちょっと凝ったものにしています」
台北を拠点に活躍するJason Chuangさん。
「ディサローノ」に秘められた多彩な表情。
台北でバー「Silk & Linen」を手がけ、台湾エリアのディサローノブランドアンバサダーを務めるJason Chuangさんは、「ディサローノ ベルベット」にコニャック、ホワイトカカオリキュール、マンゴスティン茶、卵白を合わせた「Gold Alexander」を披露してくれました。
Jasonさん曰く「バーテンダーとして初めて覚えたカクテルが『ディサローノサワー』だった」とのこと。
「ディサローノブランドアンバサダーをやっているのは、バーテンダーとしての宿命かもしれません(笑)」
「基本的にディサローノは3つの香りで構成されていると考えています。トップ、ミドル、ベースの3種類です。トップはアーモンド&アプリコット、ミドルはバニラ&クリーム、ベースは糖蜜やキャラメル、です」
「そう、こうした多彩な表情があるおかげで、フレッシュフルーツ、ナッツ、ハーブ、スパイスなど、さまざまな副材料と相性がいいんです」
(台湾の食材とも相性がいいんだとか!)
「個人的には『オールドファッションド』のディサローノ版がおすすめ。ディサローノの甘さがあるから砂糖を加える必要はなし。ビターズは、セロリやブラックウォルナッツ、シダー(杉)など、お好みのフレーバーでOK。アルコール度数も抑えられるし、もう少しパンチがほしいならスパイスドラムを加えてもいいですよ!」
「ディサローノ」のディーバ、Natこと、Nathanel Salernoさん。
「ディサローノ」はクラシックであり、イノベイティブ!
3人目のブランドアンバサダーであるNathanel Salerno(通称Nat)さんは、15日の「Disaronno All Star Guest Shift」のみならず、17日には香港・中環のスピークイージー「25:00」でも単独でゲストシフトを行いました。
(16日の授賞式ではThe Best Bar in Singaporeのプレゼンターとして壇上にも登場!)
イタリアとフィリピンにルーツを持ち、イタリアで生まれ育ったNatさんはロンドンのミシュラン三ツ星店レストランなどでバーテンダーやサービスとしてのキャリアを重ね、現在はディサローノブランドアンバサダーとしてシドニーを拠点にオセアニア地区や東南アジアを担当しています。
Natさんはこんな風に話してくれました。
「今回の『Asia’s 50 Best Bars』では、私が担当している東南アジアからもいくつものバーがランクインして非常に光栄に思います。友達もいっぱいいるしね(笑)」
「私がメインで活動しているオーストラリアでは、最初の一杯として『アマレットサワー』が非常に人気です。ただし、残念ながら必ずしもディサローノが使われているわけではありません」
「そこで新しくいくつかの『アマレットサワー』のツイストカクテルを開発して、ディサローノの素晴らしさをプロモートしているところです。バーテンダーの皆さんならご存じのように、ディサローノは単なるアマレットリキュールではありません。チェリーのフレーバーがあり、ナッツのニュアンスがあり、スパイスやブラウンスピリッツとも相性がいい。ですから、バーテンダーの創造性を刺激するアマレットリキュールなんです」
「クラシックであり、イノベイティブ。それがディサローノなんです。おかげさまで、オーストラリアの大都市のホテルバーやカクテルバーでは『アマレットサワー』=『ディサローノサワー』といってもいいような状況になっています」
Closing Partyが開催された「aqua」。
豪華すぎるゲストシフトのClosing Party!
授賞式翌日17日のランチタイムには、ビクトリア湾を見渡す九龍サイドのダイニング「aqua」でClosing Partyが開催されました。
前夜祭Bartenders' Feast、授賞式直後のAfter Partyとはまた別の、50 Best Bars主催のオフィシャルイベントです。
会場となった「aqua」は全面ガラス張りで、ルーフトップバーも併設。
3つのPOPUPバースペースでは、それぞれ「World’s 50 Best Bars 2023」第3位のメキシコシティ「Handshake Speakeasy」、同58位ブラジル・サンパウロの「SubAstor」、「North America's 50 Best Bars 2024」40位のカナダ・トロント「Bar Mordecai」という豪華ラインナップがスポンサーブランドを使用したカクテルを振る舞いました。
(ちなみに「Handshake Speakeasy」は「North America's 50 Best Bars 2024」のNo.1)
ランチタイムから「おいおい飲み切れないよ!」「でもやっぱり飲んでみたい!」というオリジナルカクテルがずらりと揃うのは、さすが50 Best Bars!
絶賛二日酔いのバーテンダーの多くは姿を見せませんでしたが(笑)、それでもバー業界人やプレスが大勢詰めかけ、カクテル片手に賑やかに談笑する光景はステキなひとときでした。
サンパウロ「SubAstor」によるディサローノカクテル「V.C.T.」。
バーコミュニティの発展のために!
大盛況のうちに幕を閉じた「Asia’s 50 Best Bars」は来年2025年、続く2026年も、香港で開催されることがアナウンスされました。
(いつかは日本の都市でも開催してほしい!)
また、この秋に行われる「World’s 50 Best Bars 2024」の開催都市は、スペイン・マドリッドに決定。
というワケで「See you in Madrid!」を合言葉に、「Asia’s 50 Best Bars」に参加したバー業界関係者はハグや握手を交わし、Closing Partyを後にするのでした。
そして最後に一言。
「で、今夜はどこのバーに行く?」
★DISARONNO(ディサローノ)
https://www.disaronno.com/